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妊娠中のつわりで仕事が辛いなら無理せず休みましょう。

そのようなことを言うと、

・周囲に迷惑をかける

・上司が休ませてくれない

・みんなつわりでも休んでいない。

そのような理由からつわり中も無理して働く妊婦さんがいますが、つわりで仕事を休むことは法律でも認められた権利なんです。

上司が休ませてくれないなんて違法中の違法!

つわりは無理をすると電解質異常を起こして命に関わることだってあるんです。

ここではつわり中に仕事を乗り切るための方法や、職場が理解してくれない時の対応方法について解説しています。

また私自身もつわりがきつかったので仕事を1か月ほど休みました。

その時の体験談も書いているので参考にしてください。

つわりで仕事を休むのは法律で認められています!

あまり知られていませんが、つわりを理由に仕事を休むことは法律で認められています。

男女雇用機会均等法により、つわりによる体調不良で医師から仕事を休むように指導があった場合、会社はそれを拒否してはいけないんです。

法律では「医師の指導があれば」となっていますが、あなたが医師につわりで仕事がしんどいという旨を伝えると仕事を休むようにと診断書を書いてくれます。

そのためあなた自身がつわりで仕事が辛いと感じたならば休むことはできるんです。

またどの程度しんどければ休んでもいいのか、同僚はもつわりが辛そうだったけど休んでいなかったのに自分は休んで良いのかを気にする人が多いのですが、そこは気にする必要はありません。

人によってつわりの症状も違えば辛さも違います。

仕事の内容によっても負担が大きく異なります。

なのであなた自身が辛い、仕事ができそうにないと感じたならば医師に診断書を書いてもらって休みましょう。

つわりで休んだ場合は傷病手当の対象になるので、傷病手当の手続きの方法を職場で確認するようにしてください。

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休む以外にもこのような対応方法がありますよ!

休むほどではないが仕事を負担に感じている場合は、勤務時間の調整や業務変更などを申し出ることができます。

これらは労働基準法で認められた権利であり、会社があなたの申し出を拒否することは法律で禁止されています。

勤務時間の変更

起床時につわり症状がきつい。通勤ラッシュが辛い。という場合は、勤務時間を1時間ずらしてもらうことができます。

業務内容の変更

力仕事が多い、立ち仕事がメイン、夜勤があるという場合、それらの業務変更を申し出ることができます。

部署の異動

部署内での工夫だけでは負担の軽減ができないという場合は部署の異動も申し出てみましょう。

安全に産休を迎えるためには断る勇気も必要だよ!

安全に産休を迎えるためにはあなた自身が断る勇気をもつことも大切です。

まだまだ社会の妊婦に対する理解はすすんでいません。

とくに男性社員や独身社員の多い職場では、つわりや妊娠のしんどさを理解してもらうことは難しいため、どんどん仕事を振られる場合があります。

そのような時、頑張り屋さんや謙虚な人ほど1人で抱えて無理をしてしまうのですが、絶対に我慢しないでください。

過度なストレスは胎児にも良い影響を与えません。

あなたが一番に守るべきものは赤ちゃんの命だということを忘れずに。

断わる勇気をもつこともママになるための第一歩だと思って頑張りましょう!

また労働基準法では、妊婦に休日出勤や時間外労働をさせてはいけない、一日8時間以上、週40時間以上働かせてはいけないという規定もありますので、時間外労働を強要された場合はしっかりと断りましょう。

会社が理解してくれないのは違法!マタハラの対処法

あなたが休みたい、業務内容を変えてほしいなどの申し出をした際に会社が聞き入れてくれない場合の対処法をお伝えします。

母子健康管理指導カード

会社があなたの申し出を聞き入れてくれない時は母子健康管理指導カードを使いましょう。

母子健康管理指導カードとは医師の指導内容を会社に的確に伝えるためのカードで、そのカードに記載された内容を会社が拒むことは法律で禁止されています。

受診時に医師に「会社が認めてくれないから母子健康管理指導カードに記載してほしい」と依頼すれば、母子健康管理指導カードに勤務時間の変更やつわり休暇といった指導内容を書いてくれます。

なのでそのカードを会社に提出することで自分と赤ちゃんを守りましょう。

マタハラネットに相談

時間外労働の強要や妊娠を理由に降格させられたなど不当な扱いを受けている場合はマタハラネットに相談しましょう。

弁護士が無料メール相談に応じてくれます。

またマタハラにあっていることをかかりつけの医師や看護師に相談するのもいいでしょう。

的確な対処法を教えてくれます。

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つわりを甘く見たらアカン!実は怖いつわりの話。

「つわりは病気じゃない」という考え方が今も根強く残っているため、つわり中も無理をする人が多いのです。

しかし絶対につわりを甘くみてはいけません。

重度のつわりの場合は電解質異常を起こして命に関わることもあります。

そのためつわりでご飯が食べれない、水も飲めないという場合は病院で点滴をしてもらう必要がありますし、つわりで入院する人もいます。

なので「つわりは病気じゃない」と軽視するのは危険なんです。

とくに、

水分摂取ができない。

・尿の回数が減った、全くでない

・体重が急激に5kg又は体重の10%以上減った

・一日5回以上吐く

・尿からケトン体が出ている(病院で行う尿検査で分かります)

という場合は脱水を起こしている可能性があるので仕事を休んで受診しましょう。

また私の友人(看護師)にもつわり中に無理して働いていた子がいましたが、その子は申し送り中に気絶して倒れました。

すぐに意識は戻りましたが、気絶って頭の打ちどころが悪かったら死んでしまうので非常に危険なんです。

そのようなこともあるので、本当につわり中は無理をしないでください。

私はつわり中に重大ミスを起こしました

私は長女を妊娠した時、長男を妊娠した時ともにつわりがひどかったので、どちらも1か月ほど仕事を休みました。

ただ長女を妊娠した時は初めての妊娠ということもあり、しんどくても休みたいとなかなか言い出せませんでした。

「みんなに迷惑かけるんじゃないか」「つわりで休むなんて非常識じゃないのか」と思って言い出せなかったんです。

ただつわりは本当にきつかったので10分おきにトイレに吐きに行くほどでした。

ご飯はおろか水も飲むこともできず、つねにフラフラ。

それでも仕事は行かないといけないものだと思い込んでいたので、全く役に立たないながらも出勤はしていました。

そんなある日、医療ミスを起こしてしまったんです。

患者さんの採血後、その針を抜こうとした時に急激に吐き気に襲われました。

急いで針を片付けようとした瞬間、患者さんに刺した針を自分の指に刺してしまったんです。

患者さんに使用した針を誤って自分に刺してしまうことを針刺し事故というのですが、この針刺し事故は患者さんがHIVなどの感染症を持っている場合、自分も感染してしまう危険性のある重大な事故です。

しかも妊娠中は最悪の場合、胎児にもその感染症がうつる危険性があります。

結果的には感染症をもらうことはなく無事だったのですが、この日をきっかけに1か月休むことになりました。

飲まず食わずが続き、突然の激しい吐き気にも襲われる。そのような状態で正確な仕事はできません。

つわり中に無理して働くことは自分と赤ちゃんを危険な目にあわせ、会社にも迷惑をかける可能性もあるんです。

そのためつわり中は無理して働いたらダメ!ということを、私自身がはじめてのつわりの際に学びました。

そのため長男を妊娠した時は、つわり症状が辛くなってきた時点で病院に相談して診断書を書いてもらって休みました。

そして案の定、死にそうなくらい辛いつわり期間を過ごしました。

さいごに

妊娠やつわりに対する理解がまだまだ浸透していないので、働く妊婦さんにとってはどうやってつわりを乗りきるかというのは非常に難しい問題です。

しかしつわりは無理をすると命にもかかわる場合があるので、しんどいと思った時は無理せず休むようにしましょう。

もし会社が理解してくれないのなら、病院に相談し母子健康管理指導カードを利用してください。

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