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妊娠と仕事の両立はただでさえ大変なのに立ち仕事が多い仕事だとさらに体への負担が心配になりますよね。

ずっと立ちっぱなしでも赤ちゃんへの影響はないの?いつまで立ち仕事はできるの?など沢山の不安を抱えていると思います。

ここでは妊婦さんが安全に立ち仕事を行うための注意点や、体の負担が大きい時の対処法などについてまとめています。

また私は看護師なので妊娠中も立ち仕事がメインだったのですが、妊娠中の私の実体験も踏まえて書いていますのでそのあたりも参考にしていただければと思います。

無理せず安全に産休を迎えることを目標に頑張りましょう!

立ち仕事はいつまでできるの?

立ち仕事、デスクワークといった業種関係なく、法律上では出産予定日6週前(双子なら14週前)まで働くことができます。

しかし本人に働く意思があり、主治医からの許可がある場合は出産予定日6週前を超えても働くことができます。

ただ会社があなたに働くことを強要することは違法になります。

そのため法律でいえば妊娠34週まで働くことはできますが、あとはあなたの体調によっても変わってきます。

立ち仕事の場合はお腹が張りやすく切迫早産の危険性も高くなります。

そのため医師から自宅安静や入院などを指示された時は仕事を休まなければいけませんし、場合によってはそのまま産休まで休むことになる場合もあります。

そのため体調に問題がなければ出産予定日6週前まで働けますが、あとはあなたの体調と相談しながらということになります。

妊娠時期別の立ち仕事のリスクと注意点

妊娠時期によって伴うリスクは異なります。

そのため時期別のリスクと注意点を理解しておきましょう。

妊娠初期(妊娠0~15週)

妊娠初期は一番流産を起こしやすい時期ですので注意が必要です。

ただこの時期の流産は染色体異常など胎児側に原因がある場合がほとんどで、母側が原因で起きるというものではありません。

よくドラマなどで階段から落ちて流産したというものがありますが、この時期ではこのような母体側の原因で流産するというのは考えにくいのです。

ただ、だからといって無理をしても大丈夫というわけではありません。

ストレスを多く抱えると全身の血流が悪くなるため、赤ちゃんへの栄養が届きにくくなってしまうんです。

そのため長期的なストレスが続くとそれが流産のリスクつながるという研究データもあるので妊娠初期の段階から体をいたわり、ストレスを抱えないことが重要になります。

また妊娠6週ごろになってくるとつわりもでてきます。

つわりの強さは人によって異なり、ひどい人の場合は水すら飲むことができず入院しなければいけないケースもあります。

そのためこれまで妊娠しならがら働いていた同僚が誰も休んでいなかったとしても、その人たちと自分を比較してはいけません。

あなた自身がしんどいと思ったら休むようにしましょう。

もし上司に「これまでの人達は妊娠しても休まず働いてきたよ」と言われてもそのような意見を気にする必要はありません。

上司のそのような発言はつわりに対する無知そのものなので、割り切っていく必要があります。

仕事を休みたくても休めない時の対処法については以下の「体調が悪い時は休もう!法律でも守られています!」で詳しく説明しています。

妊娠初期の注意点

・重たいものを持たない。

・走らない。

・精神的なストレスを抱えない

・つわりがしんどい時は無理せず休む。

・出血、下腹部痛、つわりが急になるなく、胸の張りが急になくなる、腰痛といった症状がみられた場合は流産の可能性があるので即受診しましょう。

ミント
私もつわりが非常にきつく、水を飲むこともできず、座ることさえできませんでした。

寝返りをうつだけで嘔吐するというような状態だったのでつわりの1か月間は仕事を休み2日に1回ペースで病院に点滴をしてもらいに行ってました。

また受け持ち患者も軽症な患者さんにしてもらうことで、体の負担を減らしてもらってました。



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妊娠中期(16~27週)

妊娠中期は「安定期」と呼ばれる時期に突入するのですが、安定期だから安全というわけではありません。

妊娠中期からは切迫早産、流産、破水、上位胎盤早期剥離といった危険性がでてきます。

そのため妊娠初期以上に重い物を持ったり、走ったりなど体の負担になることは避けなくてはいけません。

常位胎盤早期剥離とは、突然ママのお腹の中で胎盤が剥がれることを指すのですが、この常位胎盤早期剥離になるとママは大量に出血し赤ちゃんも酸素が届かなくなるので母児共に命の危険性がでてきます。

常位胎盤早期剥離は母親の喫煙や転倒、ぶつかるなどの外的要因なども原因の一つとして考えられています。

妊娠中期の注意点

・重い物を持たない

・走らない

・ヒールの靴は避ける

・お腹が張る時は座って体を休める。

・胎動が減っているように感じる時も座って体を休める。

・出血、腹痛、繰り返しお腹が張る場合は受診する。

・水のようなものがチョロチョロと出てくる場合、破水の可能性があるのでシャワーやウォシュレットは使用しないでそのままナプキンをあてて受診する。

・つわり症状が引き続きみられる場合は無理しないようにする。

ミント
私は妊娠中期になってもつわりの症状が治まらなかったので、途中で休憩室で横にならしてもらってました。

また仕事中にお腹が痛くなった時は早退させてもらい受診したこともあります。

妊娠後期(28週以降)

妊娠後期も妊娠中期にあげた切迫早産、流産、破水、常位胎盤早期剥離のリスクがありますので引き続き注意しましょう。

また妊娠後期になってくるとお腹も大きくなってくるので転びやすくなっています。

そのため足元には十分に注意してください。

また足がむくみやすくなってくるので着圧ソックスを使用するといいでしょう。

妊娠後期の注意点

・走らない

・重たい物を持たない

・ヒールの靴は避ける

・お腹が張る時は座って体を休める。

・胎動が減っているように感じる時も座って体を休める。

・出血、腹痛、繰り返しお腹が張る場合は受診する。

・水のようなものがチョロチョロと出てくる場合、破水の可能性があるのでシャワーやウォシュレットは使用しないでそのままナプキンをあてて受診する。

・足のむくみが気になる時は着圧ソックスを履く。

体の負担が大きい時は上司に相談しよう

立ち仕事が負担に感じる時は上司に業務内容の変更や異動の相談をしてみましょう。

労働基準法では働くすべての妊婦に対して以下のような権利が認められています。

時間外労働、休日労働をさせてはいけない。

・重たいモノを持たせる、危険有害な業務をさせてはいけない。

・一日8時間以上 週40時間以上の労働をさせてはいけない。

・妊婦が深夜労働の免除を請求した場合、事業主は拒否してはいけない

・妊婦が負担の軽い業務への配置異動を希望した場合、事業主は拒否してはいけない

また男女雇用機会均等法では勤務時間の変更を申し出る権利も守られているので、通勤ラッシュの時間をさけるために勤務時間を1時間ずらしたいという申し出もしていいんです。

この権利を利用してあなたの体調を一番に考えて無理のない働き方をしていきましょう。

もし職場に気を使って言い出せない、上司に相談しても聞き入れてくれないという場合は母子健康管理指導事項連絡カードを利用しましょう。

母子健康管理指導事項連絡カードとは医師からの指導内容を会社に的確に伝えるための連絡カードで、そこに記載された内容を会社は拒んではいけないとなっています。

そのため医師に業務変更や勤務時間の変更の希望などをそのカードに書いてもらいましょう。

そしてそのカードを会社に持っていけば、あなたの希望を聞いてもらうことができますよ。

妊娠中の仕事のストレスによる胎児への悪影響と4つのストレス減少法


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体調が悪い時は休もう!法律でも守られています!

つわりでしんどい、お腹がいつもよりはる、そのような時は無理せず仕事を休みましょう。

つわりに関しては「つわり休暇」といって休むことが男女雇用機会均等法で認められています。

つわりがしんどい時は病院を受診し医師に相談すれば「〇日~〇日まで休むこと」と診断書を書いてくれるので、それを会社に提出することで休むことができます。

つわり休暇は傷病手当の対象になるので、傷病手当の手続きも忘れずに行いましょう。

傷病手当の手続きの方法は職場で確認してください。

またお腹がよくはる場合は切迫早産の危険性があるので絶対に無理をしてはいけません。

いつも以上にお腹がはる場合は、仕事を休んで受診しましょう。

医師が診察してはり止めの薬を処方してくれます。

また仕事は続けていいのか、家で安静にした方がいいのか、入院しなければいけないのかなども判断されるので医師の指示に従うようにしましょう。

切迫早産で仕事を休まなければいけない場合も診断書を書いてもらいましょう。

切迫早産で休む場合も傷病手当の対象になるので、その場合も手続きを忘れないようにしましょう。

はじめての妊娠の場合、どのくらいお腹がはったら受診しないといけないのかが分かりにくいと思いますが不安な時はとにかく受診するようにしましょう。

ミント
私は一人目の妊娠の時に切迫早産になり自宅安静となったので1か月間ほど休みました。

私の友人の看護師も切迫早産で自宅安静や入院になった子が多くいます。

やはり立ち仕事は体の負担が大きいのかもしれませんね。

なので絶対に無理せず休憩を取り入れたり、場合によっては休むようにしてください。

妊娠して仕事中つわりが辛いと感じた時が休み時!権利を上手に使おう

さいごに

妊娠と仕事の両立は注意しなければいけないことが沢山あります。

特に立ち仕事は体への負担が大きく、お腹がはりやすくなります。

そのためこまめに座って休憩を取り入れましょう。

それができない場合は部署異動などの相談をしましょう。

妊娠中はしんどい時はもちろん「いつもと違う」と感じた時は受診するようにし、安全に産休を迎えられるようにしましょう。

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