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仕事と子育てなら仕事の方が大変に決まってると思っていませんか?

その思いから奥さんに「ずっと家にいて子育てしているだけなんだから家事くらいちゃんとやれよ。」「俺は仕事で大変なんだ」なんて言ったことありませんよね?

・・・え?言ったことがある?(; ・`д・´)それはまずい。。。

私は看護師としてNICUで働いていたので、仕事中一人で10人以上の赤ちゃんを担当したこともありますが、仕事で赤ちゃん10人みるより、自宅でたった一人のわが子をみる方が精神的にきつかったです。(*赤ちゃん10人担当はGCU配属の時の話です)

同じ「赤ちゃんをみる」という行為なのに不思議ですよね。

しかも仕事の方は単に赤ちゃんが10人というわけではなく、心臓に病気がある子、人工呼吸器がついている子など様々な事情のある子ばかりなので、神経を使うのは確実に仕事の方です。

では仕事と子育ての大変さは何が違うのか。

その点について徹底的に解説します。

これを読んだら奥さんに対する見方が変わると思いますよ。

 子育てと仕事どっちも大変だけど大変の意味が違う!

結論からいうと仕事も子育てもどっちも大変です。

だから仕事で疲れているというパパの気持ちも分かります。

ただ子育てで感じる大変さは、仕事とはまた違ったプレッシャーや緊張感があります。

私は赤ちゃんに関わる仕事をしていたこともあり、自分がママになる前は正直「子育てなんて余裕でしょ」と思っていた自分がいました。

しかしいざ自分が母親になってみると、これが想像以上にきつかったです。

赤ちゃんのことを一通り知っている自分でさえかなりのストレスを感じたので、もしあなたの奥さんが今まで小さな子供に全く関わったことがなかった場合、あなたの想像する10000倍は辛い思いをしていると思います。

では何がそこまで辛いのか、子育てと仕事は何が違うのかという点において両方を比較していきます。
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 仕事は終わりがあるけど、育児は終わりがない

仕事は「定時」という仕事から解放される時間が決まっています。

また一週間でみた場合は華金という言葉があるように、週末には「一週間が終わった~!」という解放感を感じることができます。

しかし子育ての場合は時間的な区切りがありません。

仕事のような「あと2時間で終わる!」というモチベーションの保ち方ができないのです。

この「終わりがない」という状況は、自分のメンタルを維持する上ではかなり厳しいです。

実際、仕事で16時間一切休憩なし、重症な赤ちゃんも多くて精神的にかなりキツイ勤務も経験していますが、その時も「あと〇時間で終わりや」と思うことで頑張ることができました。

しかし1人で育児している時は、そのような緊急事態を経験しているわけでもないのに「終わりがない」というだけで、精神的にドっとしんどく感じました。

 仕事は相談できる人がいるけど、育児は相談できる人がいない

仕事の場合は困った時、不安な時は同僚や上司にその場で相談することができますが、育児はその場で相談できる人がいません。

また育児の場合、ネットで調べることはできますが、ネットの情報は一方的であり「で、うちの子は大丈夫なの?」という問いに答えてくれるわけではありません。

それに記事によって書いている内容が異なれば、ママの脳内はパニックです。

子供が吐いた、機嫌が悪い、熱が出た。

その時に「自分の判断が間違えば赤ちゃんが死んじゃうかもしれない」という不安を感じながらも、そのことを誰にも相談できないという状況はとてつもなく怖いものです。

私の経験談になりますが、仕事で重症な赤ちゃんを担当した時、勤務中は一切気が抜けないのでずっと緊張感を張り詰めます。

だけど仕事の場合は常に近くには先輩がいて、何かあったらすぐに来てくれる医師もいます。

この「自分一人じゃない」という状況はかなり心強いもので、緊張感の中にも安心できる要素があります。

しかし育児は違います。

以前長女が夜中じゅう嘔吐を繰り返したことがあって、私自身「病院行こうかどうしようか」と悩んでいた時に旦那に「俺に聞かれても分からんし」と言われたことがありました。

旦那は私が看護師なのでそのような発言をしたのだと思いますが、全判断を自分にゆだねられた瞬間、なんともいえない不安感を抱きました。

仕事は大変さを共有できる同僚がいるけど、育児は共有できる人がいない

仕事の場合は大変な時もその大変さを共有できる同僚がいますが、育児の場合は大変さを共有できる人がいません。

仕事でむちゃくちゃ忙しい日でもチームで一致団結して乗り越えた時って、すっごい達成感ありませんか?

しかも大変だったエピソードも終わってしまえば、ちょっとした笑い話になる時だってあります。

この大変さを共有できる人がいるって、メンタルを維持する上でとても大切です。

私も仕事中、夜勤で10人以上の赤ちゃんを受け持たないといけない時もありました。

当時二人夜勤で相方も10人以上の赤ちゃんを見ていたので、二人で20人以上の赤ちゃんのお世話をすることになります。

10人以上の赤ちゃんが一斉に泣き出した時の、こっちの悲壮感はヤバイです(笑)

だけど相方の人と「ヤバイ!ヤバイ!」と言いながらも協力して、授乳したり抱っこしたりしてなんとか乗り切ります。

そして嵐が過ぎ去ったように赤ちゃんたちが寝静まった後「さっきの一体何ごと?」とちょっとした笑い話に変わります。

それに引き換え、子育ては大変さを共有できる人がいません。

現在私は一人で長女と長男の寝かしつけを行っていますが、二人がなかなか寝なくて、しかも大号泣しだした時にはこっちもイライラが止まらなくなります。

「早く寝て!」とキツイ言い方をしてしまったことも何度もあります。

1人で子どもを向き合っていると、自分の平常心を保つのが難しくなるんですよね。

大変さを共有できる人がいるだけで辛いことも乗り切れるし、過ぎ去った後も味のある思い出になりますが、一人で育児をしている場合、その辛さの切り替えが難しいのです。
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仕事は助け合えるけど、育児は助け合える人がいない

仕事はチームで動くので困った時でも助け合うことができます。

自分の手が回らない時に、サッとアシストしてくれる人がいただけで救われた経験ってありませんか?

かゆい所に手を届けてくれる人がいるだけで、そのあとの仕事がスムーズにいくという場合ってありますよね。

人って1+1=2ではなく、助け合うことで1+1が3にも4にもなるんです。

私も仕事で10人以上の赤ちゃんをみれていたのも、相方がいたからだと思っています。

1人で10人の赤ちゃんをみるのではなく、2人で20人の赤ちゃんをみるという状況を作り出すことで1+1を3とか4にした結果、一人で10人の赤ちゃんを担当できたのです。

だけど子育てはサッとアシストしてくれる人がいません。

アシストしてくれる人がいないので、トイレにいく時間すら確保するのが難しくなるんです。

正直、2人で20人の赤ちゃんをみるより一人で1人の赤ちゃんをみる方が手が回らない時があります。

旦那さん!ママの不安に気づいてあげて!

旦那さんも仕事が大変なのは百も承知です。

だから仕事から帰ったら、休まず育児も家事もどんどんしろという訳ではありません。

ただ、ママが普段抱えている不安や孤独感には気づいてあげてほしいなと思います。

パパの中には「ずっと家にいて気ままに過ごしているのに、何が大変なんだ?」と思っている人もいるかもしれませんが、子育ての大変さは時間的要素だけではありません。

先ほど説明したような仕事とは違った環境によって、精神的な負担が大きいのが育児です。

パパがそのことに気づいてくれるだけでママの心は救われます。

たとえ時間的な理由から実質的な手伝いができなくても、ママの不安に共感してあげたり、相談にのってあげたりするだけでママの不安や孤独感は大きく軽減されます。

そうすることで夫婦喧嘩の回数は劇的に減らすことができますよ。
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さいごに

仕事も子育ても大変です。

ただ子育ては社会的に孤立しやすいので、精神的な不安や孤独感を抱きやすいのは確かです。

なのでパパも大変なのは重々承知なのですが、ママの抱えている不安や孤独感には気づいてあげて頂けたらと思います。

 

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